MA7に応募したはてぶマップについて(問題解決編)

MA7に応募したはてぶマップという作品の紹介になります。
http://seikoudoku2000.com/hatebumap/
https://ma7.mashupaward.jp/works/278?locale=ja

ちょっと前になりますが、はてぶ上で↓の記事が話題になっていて、なるほどな〜と思ったので、この記事で上げられている重要な5つの点に沿って項目に沿って作品を紹介したいと思います。
シリコンバレーで起業した日本人が語るスタートアップガイド――受け入れられる投資家へのプレゼンとは


1.どういった問題を解決しようとしているのか
はてぶの人気エントリーには、日々たくさんの面白い記事があがってきていて、多くの人は「最新の人気エントリー」(=時間軸的にホットなもの)を読んで楽しんでいます。
その「最新の人気エントリー」には時々、↓のような記事が挙がってきて、いつか行ってみたいな〜とか、今度近くに行くことがあったら、、と思いながらも、ほとんど実際の行動につなげられていないことをもったいなく思っていました。きっと、これらの記事をブクマしたほとんどのユーザも同様ではないかと思います。
京都で美味しいラーメン屋ってどこ?一乗寺、新福菜館、第一旭、天一?
【決定版】一度は食べてみたい東京のハンバーガーショップ10店舗
こういった記事を、現在地や今度遊びに行く場所(=場所軸的にホットなもの)に紐づけて閲覧できるようになることで、上記の問題を解決し、日々の生活が楽しくなるのではないかという思いを元に、今回のサービスを作ってみました。


2.どういった解決策(サービス)なのか
はてぶの人気エントリーの記事の中から、店舗名等、緯度経度を特定できる単語を抽出し、記事と緯度経度を紐づけることで、地図ベースのUI上で人気エントリーを読むことができる。
これにより、現在地の近くに関するエントリーや、今度旅行に行く先に関する話題になった記事を容易に見つけることができる。


3.現時点でどの程度ユーザーがいるのか(増加率はどの程度か)

↓の資料によると、2009年時点で300000ユーザ、400万セッション/月。
http://www.slideshare.net/naoya1977/ss-1983437
まずはそのうちの1% + 地図ベースにすることによる新規ユーザを狙う。


4.創業チームは誰なのか
私、はてなのAPI、YahooのAPIGoogle Map


5.今後どのような計画か

  • スマフォ対応
  • 新着エントリ対応 (今はブックマーク数だけで表示対象を決定している。)
  • 対象記事、対象ワードの自動抽出
    • 細かい処理の話は後続予定のエントリー*1に譲りますが、最初の対象記事の抽出の所が自動化されておらず、かなりの部分を人力でやっています。。
    • 今は特徴語抽出→ローカル検索 で引っかかったものという2段階フィルターにより該当単語の抽出を行っていますが、ローカル検索の裏側で利用されているDB(+ゆらぎを組み込んだ辞書)をベースに、ページを解析したり、文章の係り受けを考慮したり、HTML構造を加味することで、もっと精度が上げられるのではないかと考えています。
  • データ表示可能範囲を広げる。(↑ができれば、自然解決の予定。。)

審査員の皆様、まずはテーマ賞あたりでの検討をお願いします!協力企業賞でも凄く嬉しいです!!

*1:[http://d.hatena.ne.jp/seikoudoku2000/20111107:title=11/7追記:書きました]