JAWS DAYS 2013に行ってきた day1 #jawsdays #jawsug

↓に行ってきました。
JAWS DAYS 2013 | 2013/3/15(金)~16日(土)東京ビッグサイトで開催!
一週間経った今でもちょいちょい思い出すくらいにインパクトの強いイベントだったので、今更感は気にせずにブログ投稿。

ユーストのアーカイブ
jaws daysのメインチャンネル

メインどころはPulblicKeyで素晴らしいレポートがまとめられているので主に感想など。

Obama For America on AWS

これを生で聞けただけでも休暇とっていった価値はあったな〜と。といいつつ、ゲームデイでインフラの手順書作るとかデータセンタ移設を9時間でやったとか、自分の常識とはかけ離れすぎてて逆に中々腹落ちしてきませんでしたが、他の人のtweetを眺めたりPulblicKeyのレポート読みながら復習したりしながら、そういうことか!と後からジワジワときましたw。
あとはAWSの話をした時によく聞く反例として、
・ミッションクリティカルな所はダメでしょ?
・セキュリティ大丈夫なの?
というようなのが自分の周りでは多いですが、
・選挙当日に絶対落ちてはいけないアメリカ大統領選挙選で使われていました。
・1分あたり40万ドルもの寄付を取り扱って問題は起きていないそうです。
・災害に備えたデータセンタ移設が9時間で行えたそうです。
みたいな回答ができるなと。





クラウドファースト時代に求められるシステムインテグレーター像とは?

自分はSI業界で働いているわけではないのですが、とても聞き応えのあるパネルでした。
自分がクラウドってとんでもないものだな〜と初めて感じたのは2010年の楽天techの時の日経コンピュータ中田さんの話を聞いた時だったと記憶していますが、ここで語られていたことがいよいよ広まってきたんだなというのを実感できました。そして、その頃は全く知りませんでしたが、大石さんは2008年から社内サーバ購入禁止令を出していたわけで、自分が海の向こうでえらいことが起こっているようだぞと知識として知った時には、既にそっちに舵をきっていたわけで、あの頃にそういうアクションがとれるってのは凄い行動力だな〜と。
これからの時代に求められるのは「使う技術」って言われても、それだけだとどんどんコモディティ化していきそうだし、これからどうやったら生き残れるんだろうか?という思いが頭を占領して不安になったりしつつ、クラウドという波に早くから乗っていった人たちが今になって花開いているのをみて勇気づけられたりと、自分にとっては大きな問いを投げかけられた気分のセッションでした。まあ、答えなんてないんでしょうがww。

  • 自分のtweet






クラウド時代の個人に必要な変革とは?

いい意味であっちいったりこっちいったりしたので、あんまりメモとかとれなかったですが聞いてて面白かったです。先のセッションとは違ってゆるい感じを保ちつつ、でも凄くコアな話がいっぱい出てました。
印象に残ったのはTreasure Dataの太田さんの「AWS使ってるとこいつらAPIの切り方分かってるな〜と思う」という(若干の上から目線の)発言で、AWSってやっぱイケてるプロダクトなんだな〜というのを改めて感じさせてくれました。

(自分が思ったことなのでこの例が正しいかはよく分からないですが、)最近、↓のような記事が公開されていましたが、
DynamoDBにおけるスループット超過対策 〜 Fallback-Queueingパターン | Developers.IO
これもオープンソースのNoSQL製品を導入しようとすると、ミドルウェアの選定、ハードウェア構成の検討〜購入、パフォーマンステスト、障害時のリカバリー方法の調査等々、それだけで数ヶ月の準備期間が必要そうな所を、
DynamoDBではこれだけお金払えばこれだけのスループットは保証するよ & 他のサービスと併用することでスループット超えた分もリカバーできるという形での提供になっているわけで、目から鱗な感じを味わいました。
一方で、AWSが一人勝ち状態で他のIaaSベンダーはそれに追随している形なのがどうなんだろう?みたいな話も出ていましたが、これは確かにな〜と。ベンダーロックインされないようにオープンソースを使いこなせるようになろう!みたいな所から、やっぱAWSが楽&いいねってなりつつあるような感じもするので、次はどういうトレンドが起きてくるのかな〜と。そういう所をふまえていくと、最終的に古典を読もう!って話につながるのかなとも思ったり。

  • 自分のtweet



LT (一部抜粋)

Redshiftの衝撃・性能は?用途は?Hadoopとの関係は?実際どうなの? Hapyrus 藤川(@fujibee) さん

RedShiftって言葉だけは知っていつつ、実体はほとんど知らなかったので、短い時間の紹介でしたがかなりイメージは湧きました。一方で、hadoopは既存バッチの置き換えという課題があってある意味分かりやすかったのですが、RedShiftが既存のDWHを1/100のコストで実現できると言われても、既存のDWHを使っていない層(=自分)にはまだピンときづらいものがあるので、その辺の話をもっといい感じにブレイクダウンしたりラップしたりしたプロダクトなりが出てくると、コストの話と合わさってもっとドーンといくんじゃないかなと思ったり。

AWSはとんでもないものを盗んでいきました @shimy_net

アマゾン芸人恐るべし。。ムダに技術を使って面白いことをするというコンセプトは秀逸だなと。
内容もめちゃめちゃ面白かったです。SlideShareのPV数も半端ないですね。
今の所、AWSは仕事での出番はないので、A1グランプリを目標に頑張って勉強していきたいと思いました。



(多分)2日目に続く。