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disrupting japanのepisode 21

rebuildfmから始まった、まさかのpodcastブームの再来で、最近、色々とpodcastを聞いている。その中の一つが最近教えてもらったdisrupting japanで、特にこのエピソードが面白かったというか、なるほどな〜ととても腑に落ちてささった。www.disruptingjapan.com

ざっくり内容をまとめると、日本でなかなかスタートアップが出てこなかったのも、最近になって出始めているのも、文化的なものは関係なく、単にリスクと報酬のバランス(-> Game Theory)が変わってきつつあるため。大企業での終身雇用が崩壊し、リスクが高まりリターンが減る一方で、スタートアップ周りではエコシステムが整ってきたことでリスクが減り、成功した際のリターンでも報われる環境が整ってきた。それによって、そっちに流れがきている。という感じ。

So many things that are labeled as “cultural differences” have much simpler explanations. There are perfectly rational (and even mathematical) reasons why we have not seen a lot of entrepreneurship in Japan over the last 50 years, why we are starting to see a lot more of if now, and why we are likely to see an explosion of Japanese startups in the coming decade.

Since starting a company has become less risky and more rewarding, we should not be surprised that more Japanese are making the perfectly rational choice to start a company today. So-called culture really has nothing to do with it.

起業したり、スタートアップで働くことに合理性 (rational and even mathematical reasons) が増しつつあるというのが、ありそうでなかった説明で、個人的にとてもしっくりきた。スタートアップがイケてるとか、リスクをとって挑戦してるみたいな雰囲気の記事をちょいちょい見るものの、何となくしっくりきていなかった。そこを、そっちのほうが合理的になりつつあるからという視点で考えられると今の流れが腹落ちする気がする。

一方で、忘れてはならないのはこういうエコシステムを日本に持ち込んでくれた先人(?というほど昔の人ではないけど)達の存在なのかなと。ボク自身は伊藤穣一さんや孫泰蔵の話を聞いて感動して、少しでもそっち側に近付きたいと思って自分のキャリアを考えるようになって今に至って居る。
2011-05-30 - seikoudoku2000のブログ
デブサミ2013に行った その1 #devsumi - seikoudoku2000のブログ
当時、話を聞いていた当時のことを思い出すと、ほんと環境はかなり変わったな〜と思うし、その陰には何も無い所から色々と持ち込んでくれた人達の色んな努力があったんじゃないかなと。インターネット起こりたての頃にバリバリ働いていた人たちをちょいちょい羨ましく思う事があって、自分もそういう時代に巡り会いたかったな〜と勝手に僻んだりしていたけどw、色んな選択肢をとることのハードルが下がってきていて、実は今のこの時代もとても恵まれているんじゃないかなと改めて思えたり。そして、逆にそういものが整っていない時代にリスクをとって挑戦していた人たちは、ほんとある意味クレイジーな人たちだったんだろうな〜と思えたり。

という感じで、自分の中の視野がぐっと広がった感じのする、ナイスなエピソードでした。

そして、このpodcastの最後はこんな言葉で締めくくられている。少子化とか何だかんだで、日本の先行きを不安視する声が大きくて、自分もついついそういうのを気にしてしまいますが、最近、家買っちゃったし、日本で頑張ってやっていきたいと思っているので、こういう見方してもらえると嬉しいし、元気が出る。頑張ろう。

Now I have no doubt that in 30 years, Japan will be a global engine, perhaps the global engine of startup innovation. Now I realize how absurd this claim sounds today. It sounds every bit as absurd as someone in 1870 saying that Japan would someday be a great industrial and military power. It sounds every bit as absurd as someone in 1950 saying Japan would rise to be great economic power. At yet, in both those cases, Japan defied the odds and not only managed to defy expert opinion and not merely catch up with the west, but Japan grew to become a global powerhouse. And we’re about to see the same thing happen with startup innovation in Japan.