子育てエンジニアとジョギング
この記事は 子育てエンジニア Advent Calendar 2016 - Qiita の7日目です。
僕自身は3人の娘(7歳、4歳、3ヶ月)の父で、ジョギング暦は1年程度ですが、もっと早く始めておけば良かったな〜と感じていて、もしかしたら他の子育てエンジニア/将来の子育てエンジニアの人にも参考になるかもしれないと思い、記事を書いてみました。
子育てエンジニアにジョギングがおすすめな理由
短時間でできる
大体、ランニング時間が30分〜60分程度。開始前の着替えと終了後のシャワーを入れても60分〜90分で全行程が終了。奥さん/旦那さんと子供を置いて、仕事帰りや休みの日に定期的にジムやボルダリングに行くのが難しくても、これくらいの時間であれば、確保できるのではないでしょうか?また、朝早くや子供が寝てからちょっと走りに行ったりもできます。
また、先日、日曜日のハーフマラソンの大会に出場したのですが、朝10時頃のスタートで12時頃にはゴールなので、その後はしっかりと家族と過ごせますし、また、河川敷で開かれた大会で、天気も良かったためか、家族連れで来ている人もちらほらと見かけました。
1人になる時間を持つことによるリフレッシュ
仕事から帰って見る子供の顔はとても愛おしいものですが、休日の間ずっと一緒にいると、その気持ちを保つのが難しい時があります。そんな時、ちょっと1人で外で走ることはとてもいいリフレッシュになって、愛おしさを取り戻すことができます。
自分の成長を感じることができる
子供ができると、自分の勉強にあてることのできる時間は減ってしまうし、色々とインターラプトされて集中を削がれることも多くなります。そうすると、自分の成長が阻害されている気持ちになり、ストレスがたまってしまうことがあります。しかし、外で1人で走っている間は、誰にも邪魔されることはないし、また、特に最初の頃は走ることのできる距離やペースが目に見えて伸びやすく、自分の成長を感じることができ、そういった面でのストレスの解消につながります。
食事が楽しくなる
日常的に体を動かすようになると、食事の量が増えて、食べる物にも少し気を使うようになります。そうすると、日々の食事の重要性が増し、スーパーでちょっといい食材を買って料理して食べるだけで、とっても幸せな気持ちになるので、小さな子供がいて、しょっちゅう遠くにお出掛けするのがしんどい子育て期にはとってもいいです。
村上春樹も走っている
「走ることについて〜」は僕がジョギングを始めることになった大きなきっかけでした。ジョギングしたらこんないいことがありますよ!って書いてるわけではなく、彼がどんなことを思いながら日々走っているかが淡々と書かれているエッセイなのですが、不思議とめちゃくちゃやる気になりました。また、65歳を超えても一線の小説家として日々机に向かって創作を続けている彼が、ランニングを日課としていて、それを仕事のクオリティを保つために必要と感じているということは、エンジニアとして一線で仕事を続けていくにあたっても、何か繋がるところがあるに違いない!と勝手に感じていて、ボクの中ではモチベーションの一つとなっています。
- 作者: 村上春樹
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読んだ本とか
そんなに色々と読んだわけではないですが、面白かった/役に立った本の紹介。
EAT & RUN
めちゃくちゃすごいウルトラマラソンランナーの人の自伝。書名でぐぐるといっぱいこの本の素晴らしさが書かれた書評が出てくるので、詳細は割愛しますが、とても読み応えがあって面白い本でした。
基本は自伝なのですが、所々に走り方に関するコラムがあって、その中の一つで走る時は足を身体の真下につけるべしみたいなことが書いてあり、僕にはそれがぴったりと合って、それを意識するようになって以来、足の痛みに悩まされることがなくなり、そういう意味でもとても役に立った一冊でした。
- 作者: スコット・ジュレク,スティーヴ・フリードマン,小原久典,北村ポーリン
- 出版社/メーカー: NHK出版
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マラソンは毎日走っても完走できない
マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)
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谷川真里が案内するご当地マラソン
パラパラ読むのに楽しい一冊。日本のマラソン大会事情について全然知らなかったけど、1年を通じて日本全国で様々な大会が行われているので、この時期に〇〇に旅行がてら大会に参加しつつ、XXを観光したら楽しそうだな〜、、、と色々と妄想が進みました。まだ、遠くの大会に参加したことはありませんが、小さな夢を見れる一冊でした。
谷川真理が案内するご当地マラソン<谷川真理が案内するご当地マラソン> (中経出版)
- 作者: 谷川真理,百花ミナオ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2012/09/27
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村上さんのところ
先述の通り、「走ることについて〜」に大きな影響は受けたのですが、そのちょっと前まで村上春樹さんのことは完全に読まず嫌いでした。この企画(村上春樹がメールで送られてきた質問にひたすら日々答えていく)がネット上で行われていた時に、時々はてぶでエントリーが上がってきて、彼の文章をちょくちょくと読む様になり、そうすると自分の中の勝手なイメージと全然違う人で、文章も面白くて、最終的にこの本を買って完読したことが、今にして思うと、僕がジョギングを始めた大元のきっかけとなりました。なので、特に村上春樹を読まず嫌いしている人におすすめです(笑)。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/07/24
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Let's enjoy being a parent, engineering and jogging :)