デブサミ一日目
初日は2セッションだけの参加。
ウェブアーキテクチャの歴史と未来 DeNA 奥 一穂 さん
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- ウェブ技術の変遷
- 五年ぐらいずつのスパンで変遷してきた。
- マスコミ期
- ブログ期
- ソーシャル期
- リアルタイム期
- 今はソーシャル期とリアルタイム期の間くらい
- 五年ぐらいずつのスパンで変遷してきた。
- ウェブ技術の変遷
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- マスコミ期 ex. Yahoo
- コア技術 ⇨ httpd, 一部差し替え(テンプレート、edge-side include)
- 大量の人数に同じ画面を見せることが大事。
- マスコミ期 ex. Yahoo
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- ソーシャル期 ex. GREE, mixi, モバゲー
- ブログとの違い? ⇨ 書き込みが高頻度になった。フォロワーへの通知が必要。
- 大規模環境では、複数データベースへの書き込みが必要。
- ACIDからBASEへ。非同期書き込み。
- 非同期書き込みへの対応としての方策は大きく2つ
- RDBMS, メッセージキュー,ワーカーの組み合わせ。-> 柔軟な処理が可能だが、都度ワーカーを作成する必要がある。
- 非同期書き込みつきの分散ストレージを利用 -> Cassandraとか
- RDBMSと所謂NoSQLのプロダクトの違いというのは、提供する機能範囲の違い(NoSQL系はキュー、ワーカーも内包したプロダクト)であり、2つを比較してあーだこーだ言うことにあまり意味はないと思う。
- 最適化手法 -> Mixiの足跡機能検討が有名。
- ソーシャル期 ex. GREE, mixi, モバゲー
初参加のデブサミの初セッションでしたが、 いきなり圧倒される凄く面白い内容で、デブサミって凄いなーと思ってしまいました。ウェブの技術的な面白さを凝縮して見せてもらった感じ。
個々の技術に関しては聞いたことのあるものが多かったですが、こうやって技術の流れを俯瞰して見て、それが生まれてきた背景を感じることができれば、プロダクトに対して適正な技術を採用できて、また、今後、新しい技術が出てきた時にその理解が早くなりそうだな〜と思いました。
ここまでのレベルで俯瞰してみれるようになるまでの道のりは遠そうですが、、、今後意識していきたいと思います。
Spring ROO
Rooのデモ & Springの機能、ロードマップの紹介でした。
Rooのデモをもっと突っ込んでやってもらいたかった。
Springのほうは大体資料に書いてある内容を読んでいるだけで、同時通訳の時間もあるので、少し時間がもったいないな〜という気がしました。
前にRubyの松本さんが、日本語のように英語以外で母国語の技術書がこんなにたくさんある環境は恵まれているが、その分、英語習得の必要性の低下が起きてしまうというようなことを仰っていましたが、こういうセッションに同時通訳がついているのは、もの凄く恵まれていることであると思う反面、せっかく外国から凄腕なエンジニアの人が来て話してくれることになっても、本来の時間の半分の内容しか聞けないとなると、どうなんだろ??と思いました。個人的には少しくらい聞き取れなくても、倍の内容を話してもらう方がいいと思う。