macの開発環境整備 その1

先日、新端末を購入したので、諸々インストール&設定中。
15インチのMacbook Pro Retinaディスプレイ(整備済製品)を買った - seikoudoku2000のブログ
新しいマシンで何かやるたびにこの辺のことをググり直している気がするのでまとめておく。

  • XtraFinder

XtraFinder adds Tabs and features to Mac Finder.

  • tree
brew install tree


入門Chef Solo - Infrastructure as Code

入門Chef Solo - Infrastructure as Code


WEB+DB PRESS Vol.75

WEB+DB PRESS Vol.75



  • その他の関連書籍
    • 先頭のやつを半分くらい読んだだけですが、naoyaさんの本はあくまでchefの本で、chefを試すためのsandboxとしてvagrantが出てくる感じですが、こっちの本では開発環境としてvagrantを使うことによる様々なメリット、そのためにvagrantに用意されている機能が説明されていて面白いです。
    • chef → 本番サーバの管理、 vagrant → 開発環境の統一 に使う感じっぽい。

Vagrant: Up and Running

Vagrant: Up and Running


Test-Driven Infrastructure with Chef

Test-Driven Infrastructure with Chef


Chef: The Definitive Guide

Chef: The Definitive Guide

15インチのMacbook Pro Retinaディスプレイ(整備済製品)を買った

3週間ほど前になるけど、5年ぶりにノートPCを買い替えた。
今のPC(白いMacbook)も動いてはいるけど、OSはsnow leopardを最後にバージョンアップ対象から外されてしまったし、仕事で最新型のMacbook Proが支給されて以降、家での操作がだんだん辛くなってきたし、DMM英会話やってるとなぜかディスクがうねりだし、1レッスン中に1回はSkypeがshutdownしてしまうという状態で、色んな意味で買い替え時なのかなと。

前回は、価格.comで安かった所で買ったら、何かでAppleに問い合わせた時に、その端末は別名義で登録されてますよと言われ、かなり残念な気持ちを味わったので今回はちゃんとした所で買おうと決めてて、最終的にはMac整備済み製品を選択w。
iPod、iPad、Macの整備済製品とクリアランス - Apple Store (Japan)

スペックは↓で、価格は¥147,300 (今はちょっと値上げしたっぽい。)
*********
2012年6月発売モデル
15.4インチ(対角)Retinaディスプレイ、解像度2,880 x 1,800(220 dpi)
2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
8GB 1600MHz DDR3L SDRAM
256GBのフラッシュストレージ
720p FaceTime HDカメラ
NVIDIA GeForce GT 650M、1GB GDDR5メモリ
JISキーボード
*********
ちなみにSamsungのディスプレイでした。

最初はRetinaなんてとても手が届くまいと思っていたので、全く頭になかったのですが、整備済み製品を見てみると、同等のスペックにパワーアップしたAirを買うのと出費はあまり変わらないことが判明。
現在、同型の新品の販売は行われていないので、正確な比較はできないですが、似たようなRetinaの新品をAppleで買うと¥218,800 ということで、約7万円のディスカウント (+ ちょっとしょぼいCPU)ということで、そのお得感に一気にぐらぐらっとくる。
WWDCMacbook Airのみ新型が発表されたけど、自分が求めるUXを考えたとき、バッテリーの持ちがいいことや端末の軽さよりも、Retinaディスプレイで子供の写真/動画を見れたりする方が満足度が高いだろうな〜と。
Retina端末はブラウジングでカクツク時があるとか、動作がもたつく時があるというような意見をネットで見てしまったので、念のためApple Storeで実物(メモリが16GBに強化されてるのしか展示がなかったですがw)を触ってみて、全然気にならなかったので、購入を決断。

あと、↓をググってて見つけたのですが、決断を後押ししてくれるとてもいいサイトでした。
アップルストア整備済製品 在庫履歴


簡単に開封の儀。

  • 外箱は残念な感じ。

f:id:seikoudoku2000:20130711235647j:plain

  • でも、それ以降は差がなさそう。

f:id:seikoudoku2000:20130711235657j:plain
f:id:seikoudoku2000:20130711235704j:plain


今の所は何の不満もなく使えています。寧ろ大満足。
iPadを買った時にも思ったけど、ディスプレイが大きいと写真を見ている時の楽しさが増す。実際の所、自分の目がRetinaと普通のディスプレイの差を見分けられるかというと多分無理ですが、見るたびにRetina使ってるという満足感を得られるので、まあ、それでいいのかなと。ちょっと高い醤油とか味噌を買って長く楽しめるのと似たような感じ。
CUIを扱う時は何かもったいない気がしてきてしまいますがw。


とにもかくにも、5年前は似たような値段で4GBメモリに128GBのHDDに13インチの普通のディスプレイだったわけで、ほんとムーアの法則凄いww。
そして、前のPCは結婚前に駆け込みで買ったのだが、今は嫁1人と子供2人と猫1匹。他にも色々あったな〜。。
次にPCを買い替える時はどんなスペックになって、そして、自分の状況はどうなっているんだろうか。PC買い替える時に人生を振り返るのも悪くなさそうww。

転職する。

前回の転職から3年とちょっとが経過し、再び転職することになった。来週から働き出す。
転職した。 - seikoudoku2000のブログ

一番のきっかけは↓の孫泰蔵さんのセッションやテレビを見たこと。
デブサミ2013に行った その1 #devsumi - seikoudoku2000のブログ
2013年4月4日放送 モビーダジャパン 社長 孫 泰蔵(そん・たいぞう)氏|カンブリア宮殿:テレビ東京
所謂スタートアップと呼ばれる所で少数のエンジニアでガリガリとやっていけてるサービスを作ってるみたいな記事や講演をちょいちょい目にしていて、格好いいな〜、いつかそういう所でチャレンジしてみたいな〜という思いは漠然とあった中、その思いがムクムクと膨れ上がってきた。
アジアのベンチャー生態系の中で1エンジニアとして働いていたいなと。あと、もっと年を重ねた後に急にそっち方向に舵をきるというのも難しそうな気がしたので、このタイミングでの転職を決断して転職活動を始め、無事に、ここだ!と思える会社から内定をいただけて今に至る。


転職が決まってから、前回の転職の時と同様、垣根涼介さんの「君たちに明日はない」シリーズを読み返す。初めて読んだ時はそこまで印象に残らなかった、「リヴ・フォー・トゥデイ」が凄くグサッときた。

勝ち逃げの女王: 君たちに明日はない4

勝ち逃げの女王: 君たちに明日はない4

どういうキャリアパスを描きべきとか、どういうスキルを身につけておくべきとか、これを身につけてないとダメだとか、これからの働き方はこうだとか、日常的にそういう本や記事に触れて、あーだこーだと頭で考えて、勿論そういうスパンで物事を考える事も大事なんだろうけど、"今"をおろそかにしていた部分があったんじゃないかなと。特に転職を意識しだしてからはそっち方向に偏りすぎた感があるので、当面はもっと今の一日一日にフォーカスしてやってみようかなと。(そして、その思考の切り替えのおかげか、あんまり次のことは考えすぎずに、有給消化をしっかり楽しめた気がするw。)


あと、ちょっとこじつけかもしれないけど、この登場人物の考え方は最近話題になっているDeNAの南場さんの"コトに向かう!"ってことにもつながっているのかもしれないな〜と思ったり。
Ustream.tv: ユーザー NIKKEI_Japan_Channel: グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット, 米フェイスブック最高執行責任者(COO)シェリル・サンドバーグ氏、ディー・エヌ・エー取締役、ファウンダーの南場智子氏ら、世界を飛び回って活動する女性リーダーが一堂に会し、自らの体験を交え...

不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

そういえば、Jobsのスタンフォードでの名スピーチでもこんな文言もあった。
You can't connect the dots looking forward you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.


あんまり先のことを考えすぎずに、やるべきコトをしっかりと見据えて、毎日しっかりとやりきる。次の職場では、そういうのを意識しつつ、しっかりと働いて楽しめればなと。

ちなみに転職活動中、「不格好経営」に登場するナベさんの会社の日本法人も受けたが落とされた。めちゃくちゃ刺激的な1冊だったので、残念さがちょっと増したw。でも、そのおかげで?、よりいいと思える今回の出会いがあったので、とにかく頑張ろう。

DMM英会話始めました

英語力向上の必要が出てきたので、2ヶ月ほど前からDMM英会話なるものを始めた。特に結論はないけど、当時こんな事を思っていたんだな〜と振り返るためにメモ。

いまから始められる「ネットで英会話」♪オンライン英会話ならDMM.com
f:id:seikoudoku2000:20130706220248g:plain


◎DMM英会話にした理由

  • 比較的新しいサービスなので敷居が低そう。
  • 初月980円 + 最初の更新月は4900円だった。
    • ただ、7月の更新から高くなる(というか通常価格になる)ので悩み中。
  • 国際色豊か。
    • 東欧の国々の人とかブラジル人とか、普通に生きてるとなかなか話す機会は無いよな的な。
  • (元)社会人教師、在宅妻教師もちらほら。
    • 自分のそもそものコミュニケーション能力的に、大学生よりそっちの方が安心できそうww。


◎やっていて思った事

  • とにかく話せない。
    • 嫁からは、「日本人相手でも初めての相手は人見知りして上手く喋れないのに、そりゃ、そうでしょ」というグウの音も出ない指摘を受ける。。が、話せないと困っちゃうのでそうも言ってられない。
    • 英語の記事を初見でそれなりに音読できても、それに対するちょっとした感想ですら言葉に詰まる事が多い。こっちが止まると、当然向こうも喋るのをやめるので、ヒヤリングだけできてもあんまり意味ない。
    • 自分の普段話している/考えている言葉を英語にするという所に注力したほうがいい気がする。
      • 例えば、自分の仕事をITに詳しくない人にどう説明するか?とか。
      • 「村上式シンプル英語勉強法」で紹介されていた、"自分に関していろいろなシナリオに応じての話を100通り用意しておく"、"興味のあることを英語で話せるようにする" って辺りがかなり重要と思った。
  • レッスンするだけで満足しがちw。
    • レッスン中は自然と緊張しているので、それだけで何かを成し遂げた気になってしまう。要注意!復習しないとほぼ何も残らない。
  • でも、復習のやり方がよく分からない。
    • アーティクルレッスンとかであればそれを読み直せばいいけど、上手く喋れなかったこととかは、それ自体が形に残らないので振り返りずらいし、逆に逐一英作文するというもはコスト高くて続かない。
  • 最初の頃は30分くらい前から緊張してPCの前でそわそわww。
    • とりあえず回数重ねることで、ここの苦手意識は克服できた気がする。

引き続き、試行錯誤しながら頑張るのみ。また、何ヶ月かしたらブログに書いてみよう。


サンワサプライ USBヘッドセット MM-HSUSB10SV

サンワサプライ USBヘッドセット MM-HSUSB10SV

AWS Summit Tokyoの1日目に行った #awssummit

AWS Summit Tokyo、1日目だけ参加。
今年が初参加で先日初参加したJAWS DAYS と似たような感じなのかな〜と思っていったのですが、数倍、いや10倍くらい?の規模だったのでちょっとビックリでした。
JAWS DAYS 2013に行ってきた day1 #jawsdays #jawsug - seikoudoku2000のブログ

以下、メモと感想。
特にテクニカルセッションは、講演だけでは理解できなかった所も多々あったので、復習がてら関係ありそうなリンクをペタペタ貼っといた。
インフラ/ネットワークのことはフワッとしか分かってないな〜というのを痛感したり、Netflixが障害を日常に組み込むために意図的に本番で障害を起こしてるという話を聞いて、言いたいことは分からなくもないけど、、いまいち咀嚼しきれない感じで、自分は守りに入ってしまっているのか??と自問自答したりw。きっと講演の内容/出てたキーワードをしっかり消化できれば、「月〜木はGame Dayやりましょう」と上長に提案できる男になれるはずなので、もうちょっと頑張って勉強してみる。(おお、そのやり方いけてるからやってみよう!と思った人はどれくらいいるのだろう??)

基調講演

いわゆるAWSとは、、 + 事例の話。
その中で、Cycle Computingという会社の偉い人が少し話をしていたのですが、個人的に最近読んだ「ジェノサイド」という小説の世界の話とリンクしていて、ちょっとワクワクしました。webやエンタープライズのシステムをAWSに置き換えるというのは色々と聞くようになってきましたが、こっち方面だとこれからまだまだ未知のことが起きそうだな〜と。全くその世界のことは知らない状態での妄想ですがw
ちなみに↓は「このミステリーが凄い」第1位に輝いた名作で、とても面白かったのでオススメです。
ジェノサイド

  • Cycle Computing
    • AWSのHPCを活用
    • 製薬や遺伝子研究向けのHPCクラウドを提供
      • オンデマンドで調達できるという特性がとても有効。
      • 39年が11時間に!
      • ジェノサイドは進化した人類が新しい薬を開発するためのソフトを作ったり、通信の暗号を解読(膨大な計算が必要)したりという話だったが、HPCがそれを実現するのか???、、、(と勝手にドキドキ)

ハイブリッド構成を支えるAWSテクノロジー

  • AWSだけではできないこともある!
    • 片側に今までのDC , 逆側にAWS
  • ハイブリッドのユースケース
    • 開発で使う
    • DRで使う
      • データの同期どうする?
    • アプリケーション単位での順序置き換え
      • 監視とか大変だよ
    • 一つのシステムをハイブリッドに
      • レイテンシ、帯域の問題
  • VPCシステム構築のポイント
    • ネットワーク分割のベストプラクティス
      • ELB, RDS, Elasticacheなど、ログインの必要のないプロダクト用のサブネットを準備する。/22, /24 などで台数を確保できるように。
    • AWSのAPI接続にはインターネット接続が必要なので、DNS経由でアクセス!
    • Direct Connect
      • 自分たちでコントロールできるネットワークを持てる。
  • ファイルコピー
    • S3使おう
      • リージョン確認
      • 数十MB以上ならマルチパート化
      • 並列転送
      • 無駄なオペレーションしない
  • サードパーティーの提供する運用支援サービス
    • 環境構築
      • Puppet, opscode(chef)
    • 監視
      • App Dynamics, new relic
    • ログ蓄積
      • splunk, loggy, treasure data

クラウド利用もハンズ流。POSシステムもAWSで

  • クラウド導入に向けて
    • 「クラウド」じゃなくて、「超可用性データセンター」みたいな名前だったら良かったのに、、
      • 漠然としたものという先入観を持たれてしまう。
    • サービス継続性の話、SLAの話は出るよね。
      • でも、今、御社はどういう数値ですか?と聞くと、大体答えが返ってこないww。
        • 「時々は止まってしまうかな〜」みたいな感じ。
    • イノベーティブな進化があった時に多くの人がネガティブな反応をするのは仕方ない
      • 携帯電話、webメール、(多分データセンターも)も最初は受け入れられなかったが、今は当たり前に業務で使われている。
  • 導入の話
    • 震災を機にDRの観点からAWSの導入を始めた。
    • 無難な所/ぽしゃっても影響ない所から始めるのが定石かもしれないが、それって意味あるの?
      • 最後までやりとげられる?途中でダメになったら二重運用だよ。
    • 基幹を含めた本丸からいく!
      • それがダメだったら撤退する。
      • リーダーがどこまで本気かは言葉で伝わる。それに合わせた結果が部下から上がってくるよ。
  • その他



AWSクラウドで構築する、ワールドクラスの分散クラウドアーキテクチャ

結論:マルチAZがおすすめ。マルチリージョンはとっても難しいから、明確な目的があってどうしても必要な時だけ、制約を理解した上で取り組むべし。

  • リージョンとアベイラビリティーゾーン
    • リージョン > アベイラビリティーゾーン
    • マルチAZはAWSのコアコンセプトの一つ
    • マルチリージョンはAWSのビルディングブロックの範囲外であり、非常に難しい
  • マルチリージョンが必要なユースケース
    • UXの向上
      • データのローカリティの保持
      • Tsunami, Aspera, Cloudpackなど
      • Route53のレイテンシーベースでのルーティング
      • データの近さを意識してアーキテクティング
      • データのリージョン間での受け渡し
      • SQSを使ったpub-sub
    • ディザスタリカバリ
      • AMIやデータをリージョン間でコピー。非常時にはそっちを起動。
      • Route53の重み付け切り替えでフェイルオーバーを容易にできる。
      • AWS内のプロダクトで完結するので比較的やりやすい
    • 非常に高い可用性が必要
      • NASA (GlusterFSをマルチリージョンで使ってる)
      • Netflix
      • Obama For America
  • 合意プロトコル
    • 分散システム内で合意が必要
    • リーダー、マスター選定
    • 分散ロック
    • Paxos, ZooKeeper
    • 耐障害性の維持
      • データセンター間では非同期レプリケーションになる。
      • 同期でやろうとすると、1トランザクション辺り70-80msはかかる。サービスとして厳しい。
      • ここが障害復旧時のリカバリーで難しい所
  • 事例
    • NASA
    • Netflix
      • Cassandraを利用
      • QUORUM(X台以上から応答があった時点で書き込み成功とする) + Geo Replication
        • 難易度が超高い
      • Fail fast & silent
      • Netflix内部のテクノロジーで色々カバーしている。
  • マルチリージョン化のポイント
  • テストどうする
    • GameDay!!
    • 実際の負荷、本番環境
      • ほんとの本番環境
        • このセッションを聞くまで、本番環境相当の環境を準備してやるものと勘違いしてましたが、そうじゃないんですね。すごい&恐ろしい。。
    • Netflix の Chaos Monkey
    • 障害は避けられない。受け入れて日常へ。
    • リカバリーオリエンティドコンピューティングパターン
    • ボーアバグ、ハイゼンバグ


↓も関係してそう。

Tatsuhiko Miyagawa's Podcastを聞いて思ったこと #bulknews

最近、遅ればせながら話題になってた宮川さんのpodcastを聞いた。
Tatsuhiko Miyagawa's Podcast

第5回のmatzさんとのやり取りの中で、なるほどな〜と思った言葉があったのでメモ。

オープンソースは安定すると死んでしまう。
Javaなどを引き合いに出して安定性云々を言う人は、Java自体にValueを見いだしているのではなく、その上で動くプロダクトにValueを見いだしている。
しかし、Rubyを作っている我々からするとRuby自体がValueなので、そこに安定性を入れることは受け入れられない

というような感じ。

で、ふと思ったのは、巷で、うちの会社では技術が評価されない云々の話をよく聞く気がするけど、状況としてはこれに近いのかな〜と思った。
技術評価してくれ云々の思いの裏にあるのは、技術が会社の利益につながるはずという思い(これがうまく数値化しずらいのも問題)に加え、技術者/エンジニアとしてやっていくには自分を安定させてしまう(=新しいものを取り入れない)と死んでしまうかもしれないという危機感なんじゃないかなと。

従来、新技術の導入にあたってはその技術が会社の利益にどうつながるかというロジックを作るのが一般的でしたが、西條剛央さん曰く「価値は関心に応じて決まる」ということなので、評価する側にエンジニアとして死んでいくということに対することに関心を持ってもらうというのも一つの手段なのかなと思いました。
一方でcookpadのような、なぜそんなバリバリいけるんだ!?と思う会社はそっちのへの関心も強いのかな〜と勝手に思ったり、そういう関心の違いのことを会社のカルチャーと呼ぶのかなと思ったり。

35歳定年説なんてものは信じてませんが、実際近づいてくると色々と考えてしまいます。(まだ数年ありますがww)

構造構成主義 - Wikipedia

JAWS DAYS 2013に行ってきた day1 #jawsdays #jawsug

↓に行ってきました。
JAWS DAYS 2013 | 2013/3/15(金)~16日(土)東京ビッグサイトで開催!
一週間経った今でもちょいちょい思い出すくらいにインパクトの強いイベントだったので、今更感は気にせずにブログ投稿。

ユーストのアーカイブ
jaws daysのメインチャンネル

メインどころはPulblicKeyで素晴らしいレポートがまとめられているので主に感想など。

Obama For America on AWS

これを生で聞けただけでも休暇とっていった価値はあったな〜と。といいつつ、ゲームデイでインフラの手順書作るとかデータセンタ移設を9時間でやったとか、自分の常識とはかけ離れすぎてて逆に中々腹落ちしてきませんでしたが、他の人のtweetを眺めたりPulblicKeyのレポート読みながら復習したりしながら、そういうことか!と後からジワジワときましたw。
あとはAWSの話をした時によく聞く反例として、
・ミッションクリティカルな所はダメでしょ?
・セキュリティ大丈夫なの?
というようなのが自分の周りでは多いですが、
・選挙当日に絶対落ちてはいけないアメリカ大統領選挙選で使われていました。
・1分あたり40万ドルもの寄付を取り扱って問題は起きていないそうです。
・災害に備えたデータセンタ移設が9時間で行えたそうです。
みたいな回答ができるなと。





クラウドファースト時代に求められるシステムインテグレーター像とは?

自分はSI業界で働いているわけではないのですが、とても聞き応えのあるパネルでした。
自分がクラウドってとんでもないものだな〜と初めて感じたのは2010年の楽天techの時の日経コンピュータ中田さんの話を聞いた時だったと記憶していますが、ここで語られていたことがいよいよ広まってきたんだなというのを実感できました。そして、その頃は全く知りませんでしたが、大石さんは2008年から社内サーバ購入禁止令を出していたわけで、自分が海の向こうでえらいことが起こっているようだぞと知識として知った時には、既にそっちに舵をきっていたわけで、あの頃にそういうアクションがとれるってのは凄い行動力だな〜と。
これからの時代に求められるのは「使う技術」って言われても、それだけだとどんどんコモディティ化していきそうだし、これからどうやったら生き残れるんだろうか?という思いが頭を占領して不安になったりしつつ、クラウドという波に早くから乗っていった人たちが今になって花開いているのをみて勇気づけられたりと、自分にとっては大きな問いを投げかけられた気分のセッションでした。まあ、答えなんてないんでしょうがww。

  • 自分のtweet






クラウド時代の個人に必要な変革とは?

いい意味であっちいったりこっちいったりしたので、あんまりメモとかとれなかったですが聞いてて面白かったです。先のセッションとは違ってゆるい感じを保ちつつ、でも凄くコアな話がいっぱい出てました。
印象に残ったのはTreasure Dataの太田さんの「AWS使ってるとこいつらAPIの切り方分かってるな〜と思う」という(若干の上から目線の)発言で、AWSってやっぱイケてるプロダクトなんだな〜というのを改めて感じさせてくれました。

(自分が思ったことなのでこの例が正しいかはよく分からないですが、)最近、↓のような記事が公開されていましたが、
DynamoDBにおけるスループット超過対策 〜 Fallback-Queueingパターン | Developers.IO
これもオープンソースのNoSQL製品を導入しようとすると、ミドルウェアの選定、ハードウェア構成の検討〜購入、パフォーマンステスト、障害時のリカバリー方法の調査等々、それだけで数ヶ月の準備期間が必要そうな所を、
DynamoDBではこれだけお金払えばこれだけのスループットは保証するよ & 他のサービスと併用することでスループット超えた分もリカバーできるという形での提供になっているわけで、目から鱗な感じを味わいました。
一方で、AWSが一人勝ち状態で他のIaaSベンダーはそれに追随している形なのがどうなんだろう?みたいな話も出ていましたが、これは確かにな〜と。ベンダーロックインされないようにオープンソースを使いこなせるようになろう!みたいな所から、やっぱAWSが楽&いいねってなりつつあるような感じもするので、次はどういうトレンドが起きてくるのかな〜と。そういう所をふまえていくと、最終的に古典を読もう!って話につながるのかなとも思ったり。

  • 自分のtweet



LT (一部抜粋)

Redshiftの衝撃・性能は?用途は?Hadoopとの関係は?実際どうなの? Hapyrus 藤川(@fujibee) さん

RedShiftって言葉だけは知っていつつ、実体はほとんど知らなかったので、短い時間の紹介でしたがかなりイメージは湧きました。一方で、hadoopは既存バッチの置き換えという課題があってある意味分かりやすかったのですが、RedShiftが既存のDWHを1/100のコストで実現できると言われても、既存のDWHを使っていない層(=自分)にはまだピンときづらいものがあるので、その辺の話をもっといい感じにブレイクダウンしたりラップしたりしたプロダクトなりが出てくると、コストの話と合わさってもっとドーンといくんじゃないかなと思ったり。

AWSはとんでもないものを盗んでいきました @shimy_net

アマゾン芸人恐るべし。。ムダに技術を使って面白いことをするというコンセプトは秀逸だなと。
内容もめちゃめちゃ面白かったです。SlideShareのPV数も半端ないですね。
今の所、AWSは仕事での出番はないので、A1グランプリを目標に頑張って勉強していきたいと思いました。



(多分)2日目に続く。